ジーマーミー豆腐について

ジーマーミーとは沖縄の方言で(地豆・ジーマメ・ジ~マ~ミ)落花生(ピーナッツ)の事です。
大豆の代わりに落花生を使用し搾り汁と澱粉を練り込んだコクのある豆腐の事です。

沖縄が琉球王朝時代には、宮廷菓子として扱われていた食材だったそうです。
普通の豆腐と比べると、ほんのり豆の香りがしてもっちりプルンとした食感が楽しめます。

一度食べたらくせになるそんな味をお試しください。

 

花が落ちて生きる(落花生)

落花生はどういうふうに実るかご存じですか?
マメなら、枝に実っていると思われがちですが、実は落花生は土の中にできるのです。

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落花生の花は、早朝に咲いて、昼にはしぼみます。
受粉は、自家受粉です。受粉したあと、花のもとにある子房で受精します。一週間もすると子房の元が伸び出して、根のように下を向きます。この伸びた部分を子房柄(しぼうへい)といいます。子房柄は、土に向かってどんどん伸び、やがて土にささります。土の中3~5センチのところにささった子房柄の先が水平になってふくらみ、さやができはじめます。そのさやの中でマメが育つのです。

花が落ち、子房柄(しぼうへい)が地中にもぐり、そこから育つ豆(生きる)だから「落花生」といいます。